ゆうの日記

気ままに更新していきます。

TKO木下さんがYouTubeに来たけど……

こんにちは、ゆうです。


ブログを書き始めてから10日が経とうとしています。
速いものですね。なんだかんだ言って、毎日続けられております。


ちょっと今日は、物議を醸しだしそうな話題になると思いますが、TKO木下さんがYouTuberになることについてお話ししようと思います。


経緯を説明しますと、木下さんはパワハラ騒動によって事務所を退所されてフリーの状態です。ですので、現在は自己表現の場がありません。面白いと思うことを発信する場所が欲しかったので、YouTubeに来た。


簡単に言うとこういう経緯ですね。


バッドマークが大量に付くこと(現時点のバッドマーク数:14万)、コメント欄も荒れることなどがわかり切っている状態でスタートしたと思いますので、対応を間違わないことが肝心でした。


が、やってしまいましたね、木下さん……。


炎上の対応として大間違いを犯しました。


間違った対応がどういったものかを解説しつつ、それでもなお復活するにはどうしたらいいかを解説していきます。



間違った手段・対応とは

ますはリスト化してみましょう。


  • 一発目の動画は「誰に対しての謝罪動画」かが明白ではなかった
  • 「YouTube活動報告」の動画としてもインパクトが弱かった
  • コメントで、過去に木下さんから被害を受けた方が当時の被害を赤裸々に書き込んでいるが、そのコメントを削除してしまった


どれも戦犯級の間違いですが、一つずつ説明していきましょう。






一発目の動画は「誰に対しての謝罪動画」かが明白ではなかった

今回の被害者は後輩の篠宮さんと安田大サーカスのクロちゃんです。
この二人には動画内で謝罪をしなければなりませんでした。


でも、動画内で謝ったのは、世間の皆さん、そして相方の木本さんへです。
相方に謝るのは当然として、世間の人には謝らなくてもいいんだよ……。
Daigoさんを始めとして、色んな人が正しい謝罪のやり方を発信してるじゃない。


「世間に謝る必要はない。被害者や迷惑をかけた人たちに謝ったかどうかを動画で伝えるべきだ」


って。


宮迫さんの謝罪動画はちゃんとしていましたよ。世間の皆さんにも謝ってはいましたが、それ以外の人にもちゃんと謝っていました。
相方さん、事務所の方々、スタッフの方々、他にも他にも……。
宮迫さんの動画もバッドマーク数が多い(19万)ですが、グッドマーク数も多い(12万)んですよ。それは、正しい謝罪をできた証だと思います。



カジサックさんとのコラボ動画では、木下さんも被害者本人たちに謝ったことをちゃんと喋れています。それはカジサックさんが上手に誘導したからです。
YouTubeではそれを、自分一人でも言えるようにならないといけないんです。
全員が全員、カジサックさんのコラボ動画を見るわけではありませんから。


あたかも「経緯は全員TVや新聞で見たから知ってるでしょ?」みたいなノリで動画が始まるので、知らないで見ている方はポカーン( ゚д゚)としてしまいます。
初めて見る人もいるんです。木下さんのことを初めて知る方もいるんです。
そういった方たちにちゃんと状況を説明し、現状を説明し、そしてそれに対してどう償いたいのか、どういった反省をしているのかを伝えないといけなかったんです。


僕も動画を見させていただきましたが、わかってしまいました……。


「YouTubeをTVの延長線上にあるものとしか思ってない……」


ありありとその態度が見えたんですね。
たぶん、YouTubeをろくに勉強していないんじゃないでしょうか。


宮迫さんですら、YouTuberの動画を見て勉強していると仰ってました。木下さんも早く勉強し始めないと、取り残されることになります。
そこがわからない限り、YouTubeからは嫌われるでしょうね……。






「YouTube活動報告」の動画としてもインパクトが弱かった

次ですが、動画の内容がとでもじゃないけど正視できない程にお粗末だったことが挙げられます。


YouTubeとは動画がコンテンツの世界です。
お笑い系だったら動画の中身が純粋に面白いとか。
勉強系だったら正しい知識をわかりやすく面白く伝えていたとか。
日常系だったら他人の生活を覗き見るような快感を得られたりとか……。


では、報告動画とはどうあるべきなのか。
それは「なにが目的か」を明確に伝えることです。


宮迫さんの謝罪動画を例に取ってみましょう。
宮迫さんの動画を見るだけで、現状と、最終的にどうなりたいかをわかりやすく伝わってきます。


現状:騒動から半年経っている
   吉本興業とは契約を解除している
   明石家さんまさんの個人事務所に所属している
   吉本からお話しだけは頂いている
   半年の間、悩まなかった日はない(なにに悩んだかも伝えてる)
   悩んで出た結論は「お笑いが好き」


目的:番組スタッフの方たち、そして相方の横に戻りたい
   戻れるかどうかは分からないが、戻るためならなんでもやる


はい、わかりやすいですね。
伝えたいことをちゃんと簡潔に纏めて伝えられているので、見てる側も応援しやすいです。


それに対して木下さんの動画。


現状:パワハラ騒動があった
   調子に乗った結果が今の現状だということを受け止めた
   自分は芸人で、お笑いが好き


目的:YouTubeを通して世間からの信頼を取り戻したい
   相方の木本くんと一緒にコントをやりたい


ごめんなさい、書き出しては見たんですが正直よくわからないです。
伝えていないことが多すぎて、大部分が視聴者の想像に寄ってしまいます。


カジサックさんとの対談を見る限り、調子に乗ったというより、楽観視しすぎだったような気はします。あと、調子に乗っていても他人にペットボトルは投げては駄目ですよ……。


実は僕も、他人に物を投げたことはあります。
友達にからかわれて、カッとなって卓球のラケットを投げてしましました。その投げたラケットは背中に当たりました。怪我には至らなかったようですが、今ではものすごく反省しております。


でも、結局はすぐカッとなる人って、意識的にメンタルを改善していかないと直らないんですよね。僕も、今まさに改善中で直ったわけではありません。感情的になることなんかしばしばあります。


その度に、なんとか抑えようとして、でも抑えきれなくてを繰り返しています。危険人物は結局のところ、いつまでたっても危険人物ということでしょうか。


爆弾のような危険人物である自分に嫌気がさして、なんとか人格を変えたいと思って新しいことにたくさん挑戦している次第です。そういった意味では木下さんを応援はしたいのですが、成功には道のりが長そうだな、というのも如実にわかってしまいます……。





コメントで、過去に木下さんから被害を受けた方が当時の被害を赤裸々に書き込んでいるが、そのコメントを削除してしまった

今回、一番やってしまったなと思ったのがこれです。


コ メ ン ト 削 除


はい、やってしまいましたね。
これはもうアウトでしょ。


僕が、昨日コメントを見た時には「胸ぐらをつかまれて……」というコメントがあったのですが、今は消されています。「ctrl + f」で文字を検索できるんですけど、「胸ぐら」や「胸」で検索してもヒットしないです。確実に消されてますね。


では、コメント削除がやってはいけない理由をお伝えします。
それは「動画内で世間の信頼を取り戻す」と言ってしまったからです。


Daigoさんの場合

例えばメンタリストDaigoさんのように、コメント欄をそもそも表示していない人もいます。コメントは打てますが、表示されないし、Daigoさんも見ない、打つだけ無駄というものになってます。


これも問題といえば問題です。視聴者とのコミュニケーションが取れないわけですから。
しかし、これについては「動画アップロード者の方針」で片が付きます。


アップロード者であるDaigoさんが、「無料で動画を視聴している人との交流は無駄」と判断して、それを公言しています。僕を含めて大多数の視聴者も、「自分たちと絡む気はないんだな」とDaigoさんの方針を知り、それに倣います。


方針に倣って視聴者は沈黙を守り、一方的にDaigoさんに情報を流布しまくってもらうことの方が、圧倒的にメリットが大きいからですね。


コメントを削除したり、あえて見ないようにすると視聴者とのズレが生じるリスクはあります。しかし、Daigoさんはそのズレを補うために色々な人と直接会って、質問をたくさんしています。だから、常に一般人が求める情報を提示できるんですね。


結論として、コメント欄を表示しないのはリスキーではありますが、Daigoさんはそのリスクを自覚して補うための行動を欠かさず行っているため、問題には至っていない。また、言動と行動が一致していて矛盾が無いため、人物として信頼されている、ということになります。


木下さんの場合

木下さんの場合は、そうは問屋が卸しません。木下さんの方針が「信頼を取り戻すこと」だからです。そして、それを動画で公言したからです。すなわち、行動と言動に矛盾が生じていることになってしまうんですね。


「信頼を取り戻したい」と言っている人が自分に不都合なコメントを削除したらどうなるでしょう。僕たちは、疑念に陥ります。
「自分にとって不都合なことを隠しながら、当たり障りのないことを言ってごまかしながら活動する気じゃないだろうな……」
という疑惑です。


はい、こんなことをちらっとでも思わせてしまったら、もうアウトなんです。
取り戻しようがありません。少なくとも1年以内に取り戻すことは無理でしょう。


確実にスタートダッシュを失敗しましたね。ただ、コメントを真摯に受け止めればよかっただけなのに……。


実は、不都合なコメントが書かれること自体はまったくデメリットじゃないんですよ。
というのも、アイディアでいくらでも挽回できるから。


今となってはもう遅い、挽回の方法

挽回の方法の一つに、
「被害者だと思われるコメントに対して、謝罪文を返信していく生配信」
というのを僕は昨日の時点で思いついていました。


今日のブログの記事は、本当はこの方法について書こうと思っていたんですよ。
それが、今日のコメント削除によってパアです。
思わず突っ込んでしまいましたね。
なにしてんねん、って。



一応説明しておくと、例えば
「居酒屋でバイトしていたら胸ぐらをつかまれた」
というコメントに対して


「本当に申し訳ありませんでした。当時おそらく怖がらせてしまったこと、そして直接謝罪できずにコメントでの謝罪になってしまったことを深くお詫び申し上げます」
など、こういった返信を木下さん本人が書いているところをひたすら何時間も流す、という配信です。


メリットとしては、

  • 謝罪に対して真摯な態度をとっていることを見せることができる(多少あざとすぎるかもしれないが、形にして見せるというのは大事)
  • 本人が書いていることを証明できる(ゴーストライター疑惑が発生しない)
  • その場で視聴者からのアドバイスや説教も頂ける(反省部屋のような状態を作れる)


これをやれば多少信頼は回復するんじゃないかなー、と思っていました。今ではもう水の泡だけどね。






それでも復活するには

さて、もうチェックメイトな気もしますが、ここから回復するにはどうしたらいいでしょうか。信頼を取り戻すことはできるのでしょうか。


答えはイエスです。
ただし、恐ろしいほどの努力目も眩むような時間が必要です。


方法は簡単。
誠実さを見せ続ける。


これだけです。というか、これ以外にありません。


まず、コメント削除を止めましょう。言動と行動が一致していないため矛盾が発生しています。矛盾がある人物なんて誰も相手にしません。今すぐ止めましょう。


そして、コメントを削除したことを動画でちゃんと謝ってください。
もう二度とコメント削除しないことを誓ってください。


YouTubeの勉強をしてください。先人たちの動画を見て学んでください。
その人たちは成功を掴んだ偉大な人たちです。TVじゃないからって下に見ては駄目です。郷に入りては郷に従え。


それを5年間続けてください。
1年では取り戻せません。2年でも怪しいです。3年目で登録者数10万人突破できるかな? といった具合だと予想します。


あと、毎日投稿をした方がいいと思います。
毎日投稿すればするほど、信頼を取り戻す時間が早くなります。
本気でやるのであれば、毎日投稿に挑戦するべきです。


以上です。
最後は当たり前のことを少し厳しめに言っただけですが、それでも、ここが一番辛いということを僕は知っています。


個人的には応援しています。
もしも、この記事をご覧になっていたら、参考にしてみてください。


長い記事になってしまいましたね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


それでは。

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